Park of China

承徳避暑山荘と外八廟

承德避暑山庄外八庙
普陀宗乗之廟(小ポタラ宮)
普陀宗乗之廟(小ポタラ宮)

基本情報

指定ユネスコ世界遺産(文化遺産、1994)
国家級風景名勝区(第1次)
5A級観光地
省河北省
地図上の位置河北省承徳
山燕山山脈
緯度・経度41.0, 117.9 Google マップ
周辺の都市北京、天津
見どころ皇帝の避暑の離宮、チベット仏教寺院
主な見どころ普陀宗乗之廟、棒錘山
周辺の景勝地明の十三陵 163km、北京の故宮(故宮博物院) 177km、北京の天壇 179km、北京の頤和園 180km
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テーマ宮殿、庭園、寺廟、仏教、丘陵、都市、歴史的建築、切手、宮殿・皇家庭園、チベット仏教、中国庭園

概要

1994年、ユネスコは避暑山荘(ひしょさんそう)とその周囲の寺廟を世界遺産リストに登録した。

避暑山荘
避暑山荘

康熙帝は四字で36か所、乾隆帝は三字で36か所の景に名をつけ、合わせて「康乾七十二景」と呼ばれる。

1982年に国務院が指定した第1次国家級風景名勝区の一つである。

主な見どころ

澹泊敬誠殿(たんぱくけいせいでん):正宮の正殿で、康熙年間に創建され、1754年に楠木で建て替えられたため楠木殿とも呼ばれる。皇帝はここで政務を執り、儀式を行い、王侯や使節を引見した。

文津閣(ぶんしんかく):1774年に寧波(ニンポー)の天一閣(てんいつかく)にならって建てられ、『四庫全書』(しこぜんしょ)を収めた。その文津閣本は1914年に京師図書館に移され、今は中国国家図書館にある。七部の『四庫全書』のうち、元の書物、元の帙、元の書架がそろって残る唯一の一部である。

普寧寺(ふねいじ):1755年、ジュンガル平定を記念して建てられ、後半部はチベットのサムイェー寺を模している。大仏寺とも呼ばれ、大乗之閣には高さ22.28m、重さ約110トンの木造千手千眼観音像が立つ。

普陀宗乗之廟(ふだしゅうじょうのびょう)は乾隆帝の六十歳と皇太后の八十歳の祝いのためにラサのポタラ宮を模して建てられ、1771年に完成した。外八廟で最大の寺である。須弥福寿之廟(しゅみふくじゅのびょう、1780年)はシガツェのタシルンポ寺を模したもので、乾隆帝の誕生日を祝うため承徳を訪れたパンチェン・ラマ6世の宿舎となった。

旅行案内

交通:京哈高速鉄道の承徳南駅へは北京朝陽駅から約1時間。駅は市街から離れており、バスかタクシーで町に入る。在来線で承徳駅へ行くこともできる。避暑山荘は市街の北部にあり、外八廟は山荘の東と北にある。

避暑山荘:入園にはオンラインでの実名事前予約が必要。南端の宮殿区は歩いて見学できる。北側の湖区、平原区、山区は広大で、園内を遊覧車と船が走る。

外八廟:普寧寺、普陀宗乗之廟、須弥福寿之廟は近くにまとまっていて一度に回りやすい。溥仁寺(ふじんじ)、安遠廟(あんえんびょう)、普楽寺(ふらくじ)は東側にある。寺ごとに別々の入場となる。

棒錘山(ぼうすいざん):市街の東にあり、リフトで上り下りできる。山上から棒錘峰と町並みが見える。

日数:避暑山荘に1日、外八廟に1日。

季節:夏は涼しく、観光の最盛期。冬は寒く、湖の景色はさびしい。

宿泊:承徳市内に泊まる。山荘の南門付近が便利。

避暑山荘

河北省承徳の避暑山荘は承徳離宮、熱河行宮(ねっかこうぐう)とも呼ばれ、面積は5.6km²。清の皇帝の避暑の離宮で、中国最大の皇家庭園である。

1703年から1792年にかけて造営され、宮殿区と苑景区に分かれる。苑景区はさらに湖区、平原区、山区からなる。西部と北部の山区は市街より涼しく、棒錘山、蛤蟆石(がまいし)などがある。

外八廟

山荘の北東にある寺廟群を総称して外八廟(がいはちびょう)という。12寺が建てられ、7寺が残る。最も名高いのは普陀宗乗之廟で、小ポタラ宮とも呼ばれる(ポタラ宮を参照)。現存する7寺は溥仁寺、普寧寺、安遠廟、普楽寺、普陀宗乗之廟、殊像寺、須弥福寿之廟。失われた5か所は溥善寺、普佑寺、広安寺、羅漢堂、魁星楼である。

切手

1991年、中国郵政は切手「T.164 承徳避暑山荘」3枚組を発行した。図案は万壑松風(15分)、水榭環碧(20分)、青楓緑嶼(90分)で、2元の小型シートも出た。

切手:承徳避暑山荘 切手:承徳避暑山荘 切手:承徳避暑山荘

切手:承徳避暑山荘

1998年8月20日、中国とドイツは共同で切手「1998-19 承徳普寧寺とヴュルツブルク司教館」2枚組を発行した。

切手:承徳普寧寺とヴュルツブルク司教館

2022年発行の2022-22「中国名亭(二)」の第2図は避暑山荘の水流雲在亭である。

切手:中国名亭(二)

地図

避暑山荘は市街の北部にあり、外八廟は山荘の東と北にある。陰影起伏と100m等高線
避暑山荘は市街の北部にあり、外八廟は山荘の東と北にある。陰影起伏と100m等高線 © OpenStreetMap 寄稿者 · 地形 © Copernicus · 地図のクレジット

写真:避暑山荘:xiquinhosilva(CC BY 2.0、ウィキメディア・コモンズ)、普陀宗乗之廟(小ポタラ宮):Gisling(CC BY-SA 4.0、ウィキメディア・コモンズ)

周辺

世界遺産清東陵 92km、明の十三陵 163km、万里の長城 176km、北京の故宮(故宮博物院) 177km
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ユネスコ世界ジオパーク延慶ユネスコ世界ジオパーク 176km
国家歴史文化名城承徳 1km
全国重点文物保護単位避暑山荘 1km、溥仁寺 1km、承徳城隍廟 2km、安遠廟 2km
国家地質公園興隆国家地質公園 59km、寧城国家地質公園 102km、薊州区国家地質公園 114km、遷安国家地質公園 127km
自然保護区霧霊山国家級自然保護区 59km、茅荊壩国家級自然保護区 62km、黒里河国家級自然保護区 79km、八仙山国家級自然保護区 93km

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