主な国の一覧
主な国の状況(2026年11月確認):
| パスポート | 中国大陸への訪問 | 240時間の通過 | 海南省のビザ免除 |
|---|---|---|---|
| アメリカ | ビザが必要(観光ビザL) | 可 | 可(30日) |
| カナダ | 30日ビザ免除(2026年2月17日から、現在は2026年末まで) | 可 | 可 |
| イギリス | 30日ビザ免除(2026年2月17日から、現在は2026年末まで) | 可 | 可 |
| オーストラリア、ニュージーランド | 30日ビザ免除(現在は2026年末まで) | 可 | 可 |
| 日本、韓国 | 30日ビザ免除(現在は2026年末まで) | 可 | 可 |
| ドイツ、フランス、ベルギー、スイスなどヨーロッパ諸国 | 30日ビザ免除(多くは2026年末まで) | 可 | 可 |
| シンガポール | 相互ビザ免除、30日(恒久的な協定) | 可 | 可 |
| マレーシア | 相互ビザ免除、30日(2025年7月17日から、恒久的な協定) | 対象外 | 可 |
ビザなしでの入国
日本のパスポート(一般旅券)は、観光、親族訪問、商用、通過の目的であれば、ビザなしで中国に30日まで滞在できる。中国側の一方的なビザ免除で、現在は2026年末までの予定である。中国は同じように多くの国の一般旅券にビザなしでの入国を認めており、ヨーロッパの大半の国(フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、オランダなど)のほか、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、カナダが含まれる。シンガポール、マレーシア、タイ、アラブ首長国連邦など、中国と相互にビザを免除している国もある。対象国は随時変わり、最新の一覧は中国外交部の領事サービスサイトに載っている。
240時間の通過ビザ免除
下記57か国の一般旅券を持ち、中国を経由して第三国・地域へ向かう旅行者(例えばアメリカから上海経由で日本へ向かう場合。第三の目的地がない中国との往復は該当しない)は、ビザなしで入国し、観光、商用、訪問のために最長240時間(10日間)滞在できる。就労、留学、取材には引き続きビザが必要である。座席と日付が確定した次の目的地への航空券などが必要である。
57か国は次のとおり(対象国は変わることがあり、国家移民管理局の発表が優先する):
- ヨーロッパ(40):アルバニア、オーストリア、ベラルーシ、ベルギー、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、モナコ、モンテネグロ、オランダ、北マケドニア、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、ロシア、セルビア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、ウクライナ、イギリス
- 北米(2):カナダ、アメリカ
- 中南米(4):アルゼンチン、ブラジル、チリ、メキシコ
- オセアニア(2):オーストラリア、ニュージーランド
- アジア(9):ブルネイ、インドネシア、日本、キルギス、カタール、シンガポール、韓国、アラブ首長国連邦、ベトナム
入国地点は24の省・直轄市に65か所ある。入国後は下記の地域内であれば省をまたいで移動できるが、その外へは出られず、滞在は240時間以内に限られる。例えば上海から入国した場合、北京、西安、成都には行けるが、チベット、新疆、甘粛省など下記にない地域には行けない。
| 省 | 入国地点 |
|---|---|
| 北京 | 北京首都国際空港、北京大興国際空港 |
| 天津 | 天津浜海国際空港、天津港(旅客) |
| 河北省 | 石家荘正定国際空港、秦皇島港(旅客) |
| 遼寧省 | 瀋陽桃仙国際空港、大連周水子国際空港、大連港(旅客) |
| 上海 | 上海虹橋国際空港、上海浦東国際空港、上海港(旅客) |
| 江蘇省 | 南京禄口国際空港、蘇南碩放国際空港、揚州泰州国際空港、連雲港港(旅客) |
| 浙江省 | 杭州蕭山国際空港、寧波櫟社国際空港、温州龍湾国際空港、義烏空港、温州港(旅客)、舟山港(旅客) |
| 安徽省 | 合肥新橋国際空港、黄山屯渓国際空港 |
| 福建省 | 福州長楽国際空港、厦門高崎国際空港、泉州晋江国際空港、武夷山空港、厦門港(旅客) |
| 山東省 | 済南遥牆国際空港、青島膠東国際空港、煙台蓬莱国際空港、威海大水泊国際空港、青島港(旅客) |
| 河南省 | 鄭州新鄭国際空港 |
| 湖北省 | 武漢天河国際空港 |
| 湖南省 | 長沙黄花国際空港、張家界荷花国際空港 |
| 広東省 | 広州白雲国際空港、深圳宝安国際空港、掲陽潮汕国際空港、南沙港(旅客)、蛇口港(旅客)、広州琶洲港澳客運埠頭、中山港(旅客)、横琴口岸、港珠澳大橋口岸、西九龍駅口岸(広深港高速鉄道) |
| 海南省 | 海口美蘭国際空港、三亜鳳凰国際空港 |
| 重慶 | 重慶江北国際空港 |
| 貴州省 | 貴陽龍洞堡国際空港 |
| 陝西省 | 西安咸陽国際空港 |
| 山西省 | 太原武宿国際空港 |
| 黒竜江省 | ハルビン太平国際空港 |
| 江西省 | 南昌昌北国際空港 |
| 広西 | 南寧呉圩国際空港、桂林両江国際空港、北海福成空港、北海港(旅客) |
| 四川省 | 成都双流国際空港、成都天府国際空港 |
| 雲南省 | 昆明長水国際空港、麗江三義国際空港、磨憨鉄道口岸 |
滞在できる地域(上記のどの入国地点から入国してもよく、これらの省の間の移動もできる):
- 省・直轄市の全域:北京、天津、河北省、遼寧省、上海、江蘇省、浙江省、安徽省、福建省、山東省、河南省、湖北省、湖南省、広東省、海南省、重慶、貴州省、陝西省
- 山西省:太原と大同のみ
- 黒竜江省:ハルビンのみ
- 江西省:南昌と景徳鎮のみ
- 広西:次の12市のみ:南寧、柳州、桂林、梧州、北海、防城港、欽州、貴港、玉林、賀州、河池、来賓
- 四川省:次の11市のみ:成都、自貢、瀘州、徳陽、遂寧、内江、楽山、宜賓、雅安、眉山、資陽
- 雲南省:次の9市・州のみ:昆明、玉渓、楚雄、紅河、文山、普洱、シーサンパンナ、大理、麗江
華人の旅行者
中国のパスポートを持つ中国公民は、帰国にビザは要らない。台湾の住民は台湾居民来往大陸通行証(台胞証)を、香港とマカオの住民は港澳居民来往内地通行証(回郷証)を使い、いずれもビザは要らない。外国籍の華人は、持っているパスポートの国籍に応じた規則に従う。
ビザの取得
上記に当てはまらない場合は、渡航前に中国大使館・総領事館、またはビザ申請サービスセンターで観光ビザ(Lビザ)を申請する。日本のパスポートでも、30日を超えて滞在する場合や、就労・留学などビザ免除の対象外の目的で渡航する場合はビザが必要である。
海南省、香港、マカオ
海南省には独自のビザ免除入国制度があり、香港とマカオはそれぞれ別の入境制度をとっている。
公式サイト
- ビザとビザ免除の対象国:中国外交部 領事サービスサイト、cs.mfa.gov.cn
- 通過ビザ免除と入国手続き:国家移民管理局、en.nia.gov.cn
その他の実用情報(支払い、交通、インターネットなど)は中国旅行ガイドにある。