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秦皇島北戴河

秦皇岛北戴河
秦皇島北戴河
秦皇島北戴河

基本情報

指定国家級風景名勝区(第1次)
5A級観光地
省河北省
地図上の位置河北省の海岸
緯度・経度39.8, 119.5 Google マップ
見どころ砂浜、避暑地
主な見どころ北戴河の海浜、山海関の長城
周辺の都市秦皇島(河北省)
周辺の景勝地興城海浜 142km、旅順口 186km、承徳避暑山荘と外八廟 187km、盤山 193km
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テーマ海、砂浜、鳥類、城壁、都市、丘、切手、海浜リゾート・ダイビング、関所・防御施設

北戴河

北戴河(ほくたいが)は河北省東部の渤海沿岸にあり、秦皇島(しんこうとう)市の区の一つで、中国の四大避暑地の一つである。主な見どころは鴿子窩(こうしか)、中海灘(ちゅうかいたん)、聯峰山(れんぽうざん)、老虎石(ろうこせき)。

1898年、清朝は北戴河の海岸を中国人と外国人がともに住める避暑地として開き、その後、各国の人々の別荘が数多く建てられた。

山海関(さんかいかん)は1381年、徐達(じょたつ)のもとで築かれた。「天下第一関」の扁額は東門の鎮東楼(ちんとうろう)に掛かる。

老龍頭(ろうりゅうとう)は長城が海に入る所である。1579年、戚継光(せきけいこう)の部将呉惟忠(ごいちゅう)が海に突き出す石の城壁を築き、竜の頭が海をのぞくようだとされた。現在の城壁は1987年に修復されたもので、海へ約22m突き出している。

秦皇島の名は、秦の始皇帝が東方巡行で仙人を求めてここまで来たことに由来するという。北戴河の金山嘴(きんざんし)付近には秦の離宮の遺跡が残る。

1982年に国務院が指定した第1次国家級風景名勝区の一つである。

旅行案内

アクセス:北京から高速鉄道で北戴河駅、秦皇島駅へ行け、速い列車なら2時間かからない。北戴河駅は海辺から離れているので、バスかタクシーに乗り換える。

北戴河の海浜:東から西へ鴿子窩、老虎石、中海灘などが並び、海沿いの遊歩道で結ばれる。鴿子窩は日の出を見る場所で、聯峰山は海浜の西部にある。

山海関:秦皇島市街の北東にある。主な見どころは天下第一関の城楼、長城が海に入る老龍頭、角山(かくざん)の長城、孟姜女廟(もうきょうじょびょう)。点在しているので車で回る。

所要時間:北戴河に1〜2日、山海関に1日。

季節:7〜8月がハイシーズンで、砂浜は混み、宿も取りにくい。海水浴は主に夏で、海水浴場の開放期間は年によって違う。春と秋は渡り鳥の季節で、北戴河はバードウォッチングの名所である。

注意:海岸の一部は療養所や機関の管理地で、一般には開放されていない。泳ぐのは開放された海水浴場の中だけにすること。

周辺:南西の南戴河(なんたいが)や昌黎(しょうれい)の黄金海岸は砂浜がもっと広い。

山海関

山海関は楡関(ゆかん)ともいい、市街の北東、燕山(えんざん)が渤海湾に接する所にある。万里の長城の東端で、「天下第一関」と呼ばれる。近くには長城が海に入る老龍頭、角山の長城、燕塞湖(えんさいこ)、孟姜女祠(もうきょうじょし)がある。孟姜女祠は、同じ字を繰り返して何通りにも読める、潮の満ち引きと雲の湧き消えを詠んだ対聯で知られる。「海水朝朝朝朝朝朝朝落、浮雲長長長長長長長消」。たとえば「海水潮、朝朝潮、朝潮朝落;浮雲漲、常常漲、常漲常消」と読む(海の水は満ち、毎朝満ち、朝に満ちては朝に引く。浮雲は湧き、いつも湧き、湧いてはまた消える)。

山海関は古くから軍事の要地だった。明末、反乱軍の李自成(りじせい)が愛妾の陳円円(ちんえんえん)を奪うと、将軍呉三桂(ごさんけい)は李自成を討つため関を開いて清軍を引き入れた。「衝冠一怒為紅顔」(美女のために怒髪が冠を衝いた)といわれる。

切手

2001年、中国郵政は「北戴河」の切手4種を発行した。鴿子窩、中海灘、聯峰山、老虎石である。

切手:北戴河 切手:北戴河 切手:北戴河 切手:北戴河

1979年の小型シートT.38M「万里の長城」(2元)は山海関の長城を描く。

切手:万里の長城

文学に見る姿

曹操(そうそう)の詩「観滄海(かんそうかい)」は碣石(けっせき)に登ったあとに詠まれ、波立つ海と島の山々、海の中から昇るかのような日月星を描く。
東臨碣石、以観滄海。水何澹澹、山島竦峙。樹木叢生、百草豊茂。秋風蕭瑟、洪波涌起。日月之行、若出其中。星漢燦爛、若出其裏。幸甚至哉、歌以詠志。
(東の碣石に臨み、青い海を眺める。水はゆらゆらと揺れ、島の山々はそびえ立つ。木々は群がり茂り、草も豊かに生い茂る。秋風がもの寂しく吹き、大波がわき起こる。日と月の巡りはその中から出るかのよう、輝く天の川もその内から出るかのよう。なんと幸いなことか、歌って志を詠もう)

納蘭性徳(のうらんせいとく)の詞「長相思(ちょうそうし)」は、楡関の外へ進む行軍の夜営で、風と雪の音に望郷の旅人が眠れぬさまを詠む。
山一程、水一程、身向楡関那畔行、夜深千帳灯。風一更、雪一更、聒砕郷心夢不成、故園無此声。
(山を越え、川を越え、楡関の向こうへと進む。夜更けには千の幕舎に灯がともる。風は夜通し、雪も夜通し、その音が望郷の心をかき乱して夢も結べない。故郷にはこんな音はなかった)

地図

北戴河の海浜は図の南西、秦皇島市街は中央、山海関は北東にある。陰影起伏と100m等高線
北戴河の海浜は図の南西、秦皇島市街は中央、山海関は北東にある。陰影起伏と100m等高線 © OpenStreetMap 寄稿者 · 地形 © Copernicus · 地図のクレジット

写真:秦皇島北戴河:liyuhanrenll(CC BY 3.0、ウィキメディア・コモンズ)

周辺

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