| 名称 | 明・清王朝の皇帝陵墓群 明清皇家陵寝 |
| 指定 | ユネスコ世界遺産(文化遺産、2000年) |
| 構成 | 8か所 |
明・清王朝の皇帝陵墓群は明清両王朝の皇帝の陵墓群である。今回の拡張登録で遼寧省の清代の皇帝陵3か所が加わった。陵墓は伝統的な風水の考えに従って場所が選ばれ、皇帝の礼制を表している。
- 明の十三陵 北京に都を移したのちの明の皇帝13人が、昌平(しょうへい)の天寿山(てんじゅさん)のふもとに葬られ、一本の神道を共有する。そのうち定陵(ていりょう)の地下宮殿は発掘されている。
- 南京の鍾山(紫金山) 明の初代皇帝朱元璋(しゅげんしょう)と馬皇后の陵墓である孝陵(こうりょう)は、のちの明清の皇帝陵の形式を定めた。近くには徐達(じょたつ)、常遇春(じょうぐうしゅん)など建国の功臣の墓6基がある。
- 瀋陽 昭陵(しょうりょう)は北陵とも呼ばれ、ホンタイジ(皇太極、清の太宗)の陵墓で、瀋陽中心部の北の北陵公園にある。
- 明顕陵 湖北省鍾祥(しょうしょう)にある。嘉靖帝(かせいてい)が父の興献王(こうけんおう)のために築いた陵墓で、興献王はのちに皇帝として追尊された。一つの陵に墳丘が二つあるのは珍しい。
- 清永陵 清朝発祥の地、遼寧省新賓(しんぴん)にある。ヌルハチの父、祖父、曽祖父などの祖先が葬られている。
- 清東陵 河北省遵化(じゅんか)にある。順治帝、康熙帝、乾隆帝、咸豊帝、同治帝の五人の皇帝と、西太后をはじめ多くの皇后や妃が葬られ、現存する最大の帝王陵墓群である。
- 清福陵 福陵(ふくりょう)は東陵とも呼ばれ、瀋陽の東郊にある。清の始祖ヌルハチと孝慈高皇后の陵墓である。
- 清西陵 河北省易県(えきけん)にある。雍正帝、嘉慶帝、道光帝、光緒帝の四人の皇帝が葬られている。雍正帝は父の眠る東陵には葬られず、新たにこの陵区を開いた。
切手
2007年、中国郵政は2007-12「清代皇陵建築」の切手3種を発行した。昭陵、孝陵、泰陵である。

