基本情報
| 指定 | 国家級風景名勝区(第2次) |
| 省 | チベット |
| 地図上の位置 | チベット山南(ロカ)南部 |
| 緯度・経度 | 29.3, 91.5 Google マップ |
| 面積 | 920km² |
| 周辺の都市 | ラサ |
| 周辺の景勝地 | ラサのポタラ宮 57km、ヤムドク湖 96km、ナムツォとニェンチェンタンラ山脈 181km 周辺検索 |
| テーマ | 山、雪山、氷河、川、文化・歴史、歴史的建築、陵墓 |
概要
ヤルルン川(雅礱河)風景名勝区はチベット山南(ロカ)の南部にあり、面積920km²。雪山と氷河、農地と牧場、河原、高山植生が標高に応じて帯状に並ぶ。
ヤルルン川はヤルラ・シャンポ(雅拉香波)山に源を発し、北へ68km流れて、ツェタン(沢当)付近でヤルンツァンポ江に注ぐ。その谷はチベット文明の揺籃の地であり、チベット民族の発祥の地である。
ユンブラカン(雍布拉康)はチベット語で「母子の宮殿」を意味し、ネドン(乃東)の南東、川の東岸の山頂に建つ。紀元前2世紀のニャティ・ツェンポの時代に建てられたと伝えられるチベット最初の宮殿で、ソンツェン・ガンポ、文成公主(ぶんせいこうしゅ)、ネパールのティツン王女の像を祀る。
チベット最初の寺院サムイェー寺(桑耶寺)は、ダナン(扎囊)県のヤルンツァンポ江北岸にある。
タントゥク寺(昌珠寺)はネドンの南約2km、川の東岸にあり、対岸のツェンタン寺(賛塘寺)と向かい合う。640年代、ソンツェン・ガンポのもとで建てられた。
チョンギェ(瓊結)県城の対岸、ムリ山(木惹山)にあるチベット王墓(蔵王墓)は、7~9世紀の吐蕃(とばん)のツェンポ(王)の墓所で、3kmの範囲に19基の墓があり、いずれも方形で頂が平らである。ソンツェン・ガンポ、文成公主とその前後の何代かの王が葬られていると伝えられる。
タントゥク寺とチベット王墓はいずれも全国重点文物保護単位である。
サムイェー寺:762年に着工し779年に完成した、仏像・経典・出家した僧のそろったチベット最初の寺院である。伽藍は仏教の宇宙観にならって配置され、中央の本堂は須弥山(しゅみせん)を、周囲の堂は四大洲を表す。
1988年に国務院が指定した第2次国家級風景名勝区の一つである。
旅行案内
交通:まずラサへ行き、ヤルンツァンポ江沿いに車で山南のツェタンまで約3時間。ラサ・クンガ空港はその途中にあり、空港から直接向かうこともできる。
入域:外国人旅行者はチベット入域許可証などの手続きが必要。中国国内の旅行者は不要だが、身分証を携帯すること。
高地への順応:ツェタンは標高約3,500m。着いてから1~2日は体を慣らし、最初は激しい運動を避けること。
主な見どころ:タントゥク寺はツェタンの町にあり、ユンブラカンはヤルルン川東岸の山頂に建つ。チベット王墓はチョンギェ県に、サムイェー寺はダナン県のヤルンツァンポ江北岸にある。
回り方:各所は20~30km離れているので、車をチャーターするか自分で運転する必要がある。ユンブラカンへは山を登る。徒歩か馬で行く。
所要時間:ツェタン周辺だけで少なくとも1日。サムイェー寺とチベット王墓を加えるなら2日あるとゆとりがある。
季節:4~10月がよい。冬は寒く、道路の状況も悪くなり、訪れにくい寺院もある。
宿泊:宿はツェタンの町に最も多く、サムイェー寺の近くにもゲストハウスがある。
周辺
| 世界遺産 | ラサのポタラ宮 57km、マナス野生生物保護区 289km |
| 国家級風景名勝区 | ナムツォとニェンチェンタンラ山脈 181km |
| 詳しい紹介 | ヤムドク湖 96km |
| 5A級観光地 | ジョカン(大昭寺) 56km |
| 4A級観光地 | サムイェー寺 5km、タントゥク寺 26km、ユンブラカン 31km、チベット自然科学博物館 52km |
| 国家歴史文化名城 | ラサ 56km |
| 都市 | ラサ 58km |
| 全国重点文物保護単位 | カンソン・サンカルリン 5km、ランセーリン荘園 6km、ソンカ石塔 8km、ミンドリン寺 16km |
| 国家地質公園 | 羊八井国家地質公園 131km |
| 自然保護区 | 拉魯湿地国家級自然保護区 60km |
| 国家歴史文化名鎮 | 昌珠鎮 26km、傑徳秀鎮 41km |