
基本情報
| 指定 | ユネスコ世界遺産(文化遺産、2014年) |
| 名称 | 大運河 |
| 国 | 中国 |
| 周辺の都市 | 上海、杭州、蘇州 |
| 周辺の景勝地 | 普陀山 82km、浙江天台山 93km、杭州西湖 142km、良渚古城遺跡 161km、蘇州古典園林 183km 周辺を検索 |
| 河川と湖 | 大運河 |
| 緯度・経度 | 29.87, 121.56 Google マップ |
| テーマ | 川、文化・歴史、運河 |
概要
大運河は2014年にユネスコの世界遺産リストに文化遺産として登録された。
地図
登録理由
人類の創造的才能を表す傑作。文化的伝統や文明の独特な証拠。建築や景観の顕著な見本。重要な出来事、信仰、文学・芸術作品と結びつく。
大運河は北は北京から南は浙江省の寧波(ニンポー)まで延び、洛陽(らくよう)へ通じる隋唐時代の河段も含めて全長約3,200kmに及ぶ。最も古い河段は紀元前5世紀に開削され、7世紀に隋がこれらを結んで全国的な水運網とし、以後歴代の王朝が改修を重ねた。主な目的は南方の穀物を都へ運ぶことだった。登録された27の河段と58の遺産点には、閘門、堤防、橋、埠頭、倉庫、沿岸の町の歴史街区が含まれる。
旅行案内
見どころ:大運河は多くの河段と関連遺構からなる連続遺産で、京杭大運河だけでも全長約1,794kmあるため、ふつうは沿線のいくつかの都市を選んで訪れる。
杭州:京杭大運河の南端は石造りのアーチ橋、拱宸橋(きょうしんきょう)の一帯にある。近くに中国大運河博物館と運河沿いの遊歩道があり、遊覧船にも乗れる。
蘇州:盤門(ばんもん)、宝帯橋(ほうたいきょう)、山塘(さんとう)歴史街区、平江(へいこう)歴史街区が遺産点に含まれる。夜は遊覧船が出て、昼は古典園林を見学できる。
揚州(ようしゅう):運河の古都で、遺産点には痩西湖(そうせいこ)、盂城駅(うじょうえき)、邵伯(しょうはく)古堤などがある。市内では船に乗って巡れる。
北方の河段:北京が北端で、淮安(わいあん)には清口(せいこう)水利枢紐遺跡、山東省済寧(さいねい)の近くには南旺(なんおう)水利枢紐がある。各地で河道の多くが運河公園として整備されている。
交通:蘇州、杭州、揚州はいずれも高速鉄道が通じている。上海から蘇州や杭州までは30分から1時間ほどで、日帰りしやすく、いくつかの都市を続けて回ることもできる。
所要時間:杭州と蘇州だけなら2、3日で足りる。運河に沿ってさらに多くの都市を回るなら1週間以上かかる。
季節:春と秋がよい。夏は蒸し暑く雨が多い。冬は北方の河道が凍り、遊覧船が運航しないこともある。
切手
2009年、中国郵政は2009-23「京杭大運河」の切手6種を発行した。燃灯塔(通州)、天后宮(天津)、山陝会館(聊城)、清江閘(淮安)、文峰塔(揚州)、拱宸橋(杭州)である。

写真:拱宸橋から見た大運河(杭州):Windmemories(CC BY-SA 4.0、ウィキメディア・コモンズ)
周辺
| 世界遺産 | 杭州西湖 142km、良渚古城遺跡 161km、蘇州古典園林 183km、中国の黄海=渤海湾沿岸の渡り鳥保護区群 187km |
| 国家級風景名勝区 | 雪竇山 39km、普陀山 82km、天姥山 84km、浙江天台山 93km |
| 5A級観光地 | 天一閣・月湖景区 2km、渓口滕頭観光区 33km、魯迅故里・沈園景区 95km、台州府城文化観光区 122km |
| 4A級観光地 | 寧波老外灘 <1km、寧波海洋世界 3km、寧波科学探索中心 6km、寧波博物館 7km |
| 国家歴史文化名城 | 寧波 1km、紹興 95km |
| 都市 | 杭州 141km、上海 147km |
| 全国重点文物保護単位 | 慶安会館 <1km、銭業会館 <1km、永豊庫遺跡 1km、林宅 2km |
| 国家地質公園 | 臨海国家地質公園 120km |
| 自然保護区 | 象山韮山列島国家級自然保護区 79km、大盤山国家級自然保護区 141km |
| 国家歴史文化名鎮 | 慈城鎮 16km、観海衛鎮 36km |
| 国家歴史文化名村 | 走馬塘村 18km、方家河頭村 23km、柿林村 40km |