
基本情報
| 指定 | ユネスコ世界遺産(文化遺産、2015) |
| 名称 | 土司遺跡 |
| 国 | 中国 |
| 周辺の都市 | 重慶、貴陽 |
| 周辺の景勝地 | 赤水風景名勝区 118km、金仏山 139km、織金洞 153km、潕陽河 171km、梵浄山 183km 周辺を検索 |
| 緯度・経度 | 27.81, 106.82 Google マップ |
| テーマ | 文化・歴史、歴史的建築、遺跡、関所・防御施設 |
概要
土司遺跡は2015年にユネスコの世界遺産リストに文化遺産として登録された。
登録理由
異なる文化間の交流を示す証拠。文化的伝統や文明の独特な証拠。
土司(どし)は元・明・清の朝廷が任命した中国西南部の少数民族の世襲の首長である。この制度は13世紀から20世紀初めまで続き、各民族は中央の統治のもとで自らの習俗を保つことができた。登録された三か所は湖南省永順(えいじゅん)の老司城(ろうしじょう)、湖北省咸豊(かんぽう)の唐崖(とうがい)、貴州省遵義(じゅんぎ)の海龍屯(かいりゅうとん)で、いずれもかつての土司の治所や城塞の跡である。
旅行案内
三か所の遺跡:老司城(湖南省永順)、唐崖(湖北省咸豊)、海龍屯(貴州省遵義)は互いに遠く離れており、別々に訪ねる必要がある。
老司城:湖南省湘西州永順県霊渓(れいけい)鎮にあり、彭(ほう)氏土司の治所であった。吉首(きっしゅ)と張家界には高速鉄道と空港があり、長距離バスに乗り換えて永順へ向かう。遺跡には宮殿、役所、街路、墓、宗教建築の区域があり、遺跡博物館もある。
唐崖:湖北省恩施(おんし)州咸豊県尖山(せんざん)郷にあり、覃(たん)氏土司の治所であった。恩施には空港と高速鉄道がある。遺跡には「荊南雄鎮」の牌坊(はいぼう、記念の門)、石彫、墓、建物の基壇が残る。
海龍屯:貴州省遵義市匯川(わいせん)区高坪(こうへい)鎮にあり、遵義には高速鉄道がある。城塞は尾根に沿って築かれ、関門と城壁があり、多くは明の万暦年間のものである。山道を少し歩く。
所要時間:各所半日から1日。三か所すべてなら4~5日で、張家界、恩施、遵義の順に回るとよい。
季節:春と秋がよい。夏は蒸し暑く雨が多く、冬は道が凍ることがある。
宿泊:永順、恩施、遵義に泊まる。遺跡の近くには民宿が数軒あるだけである。
写真:貴州省遵義の海龍屯土司遺跡:xiquinhosilva(CC BY 2.0、ウィキメディア・コモンズ)
- 海龍屯
- 唐崖土司城跡
- 老司城遺跡