
基本情報
| 指定 | 国家級風景名勝区(第3次) |
| 省 | 雲南省 |
| 地図上の位置 | 雲南省西部、ミャンマーとの国境 |
| 山 | 高黎貢山 |
| 緯度・経度 | 25.0, 98.4 Google マップ |
| 見どころ | 温泉と火山 |
| 主な見どころ | 熱海 |
| 野生生物 | ツツジ、ツバキ |
| 面積 | 130km² |
| 最高地点 | 3,374 m |
| 周辺の都市 | 騰衝(雲南省)、保山、大理 |
| 周辺の景勝地 | 瑞麗江・大盈江 89km、大理風景名勝区 191km、雲南三江併流 263km、玉龍雪山と麗江 298km、普洱の景邁山古茶林の文化的景観 347km 周辺を検索 |
| テーマ | 温泉・地熱、火山、泉、山、渓流、植物、切手、温泉、化石・地質遺跡 |
概要
騰衝(とうしょう)風景名勝区は雲南省西部、ミャンマーとの国境にあり、横断山脈の高黎貢山(こうれいこうざん)のふもとに位置し、面積は130km²。沸騰泉、噴気孔、噴泉、温泉群があり、中国第二の地熱地帯である。また90余りの火山錐があり、軽石、火山弾、溶岩洞窟などが見られる。
中心となる見どころは町の南10.5kmの熱海(ねっかい)で、面積は8km²。噴気孔、噴気地、沸騰泉、噴泉、温泉、熱水爆発、有毒ガス孔の7種類の景観がある。主な泉は硫磺塘(りゅうこうとう)の大滾鍋(だいこんか)、黄瓜箐(こうかせい)の熱気溝、澡堂河(そうどうが)の沸騰泉である。
硫磺塘の大滾鍋は町の南西16km、山あいの台地の中央にある。直径約3m、深さ1m余りの円い池で、池底のいたるところから湯と蒸気が噴き出し、水温は96°Cに達する。南へ2kmの黄瓜箐熱気溝では、小さな谷を流れる小川が湯気を上げ、水温は95°Cになる。両者の間の澡堂河の谷には溶岩が黒い大蛇のようにうねり、「火山蛇」と呼ばれる。ここの沸騰泉は95°Cで、蛤蟆口(がまぐち)噴泉や獅子頭熱泉があり、冬と春には川の水も約40°Cある。
最高峰3,374mの高黎貢山にはツツジ、ツバキ、モクレンの仲間が育つ。樹齢280年余り、高さ25m、幹回り2.6mのツツジの木は「ツツジの王」と呼ばれる。
明代の旅行家徐霞客(じょかかく)は熱海と大滾鍋を記した。谷間に湯気が煙のように立ちこめ、湯はふいごで風を送られているかのように、間をおいてうなりを上げて噴き上がり、熱いしぶきは風に吹かれて遠くまで飛ぶという。
1994年に国務院が指定した第3次国家級風景名勝区の一つである。
旅行案内
交通:騰衝駝峰空港に昆明などからの便がある。鉄道なら保山まで行ってバスに乗り換える。車なら保山から高速道路で来る。
熱海:中心となる見どころで、町の南約10km。沸騰泉、噴気孔、温泉池が一つの園内にあり、歩いて見て回る。硫黄のにおいが強い所もある。
大滾鍋:熱海の象徴。水温は沸点に近いので、池のふちには近づかないこと。ここで卵を買って泉でゆでる観光客が多い。
火山:騰衝には90余りの火山錐があり、馬鞍山、大空山などは階段のある歩道で頂上まで登れる。さらに半日みておくとよい。
温泉:熱海一帯のホテルには温泉がある。先に体を洗い、長く浸かりすぎないこと。
所要時間:熱海と火山で2日あればゆとりがある。和順古鎮も加えるなら3日。
季節:10月から翌年4月は乾季で晴天が多く、旅行に向く。5月から9月は雨季で雨が多いが、緑はより濃い。
宿泊:騰衝の町と熱海の近くにホテルがある。温泉ホテルは主に熱海一帯にある。
切手
2007年8月18日、中国国家郵政局は2007-23「騰衝の地熱と火山」の切手3種を発行した。熱海、火山群、神柱谷である。

写真:熱海の大滾鍋:Han Lei(CC BY-SA 3.0、ウィキメディア・コモンズ)
2013年発行の2013-12「中国古鎮(一)」の第5図は雲南省騰衝の和順鎮である。

周辺
| 世界遺産 | 雲南三江併流 263km、玉龍雪山と麗江 298km |
| 国家級風景名勝区 | 瑞麗江・大盈江 89km、大理風景名勝区 191km |
| 5A級観光地 | 和順古鎮景区 61km、崇聖寺三塔文化観光区 191km |
| 4A級観光地 | 保山騰衝市滇西抗戦記念館(国殤墓園)景区 10km、徳宏梁河南甸宣撫司署 21km、騰衝江東銀杏村景区 39km、孔雀谷 50km |
| ユネスコ世界ジオパーク | 大理蒼山ユネスコ世界ジオパーク 177km |
| 全国重点文物保護単位 | 綺羅文昌宮 7km、和順図書館旧跡 7km、滇西軍都督府旧跡と畳園集刻 10km、国殤墓園 10km |
| 自然保護区 | 雲龍天池国家級自然保護区 133km |